- Story -
セリアがリナを魔窟から救出して1ヶ月が経過していた。

ルシールがエルフの里へ戻り、魔力の回復を図る約1年の間、セリアはリナと一緒に隠れて暮らす必要があった。
しかし、安全な場所には村人や自警団が、危険な場所には魔物や冒険者が集まりやすく、未だ隠れ家を見つけることが出来ずに放浪していた。

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セリア「よし、今夜はここで休むわよ。」
セリアたちは数日をかけて魔物が巣くう森を駆け抜け、夕暮れ時になってようやく山中の廃村のはずれにある荒れ果てた墓場へやってきた。空はまだうっすらと明るいが、木々に囲まれたここはすでに真夜中のように暗い。

この墓場は曰く付きの場所で、その昔、聖騎士団に追い詰められた邪悪な魔術師が、呪術でここに眠っていた死者たちを蘇らせて戦わせたという言い伝えがあった。最終的に魔術師は聖騎士団に退治され、埋葬されていた死体は全て火葬された。だが、呪いは今もこの地に残っており、死者の声や姿を見た者が後を絶たず、昼間でさえ人が近づかない場所になっていた。

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セリア「フーフーッ、ここの焚き木、湿気ってるわねぇ… フゥゥゥッ。」

インク「墓場で野宿って… オマエ、すげぇ度胸してるよな…」

セリア「魔物や自警団の連中に比べたら幽霊なんかどうってことないわよ。それにここで誰かが襲われたって話は聞いたことないしさ。」

インク「それは誰も近寄ってないからだと思わないのか。」

セリア「あはは、幽霊なんかいないって。昔、墓荒らし専門の仲間がいたけど、美女の幽霊に会いたがってたぐらいよ。」

インク「うーん、まぁ、所詮は残留思念だから、人に見えたり悪さを出来るのは滅多にいないけどなぁ。」


結局、セリアたちはそのまま墓場のすぐ横に寝床を確保し、セリアとインクは食事を済ませてようやく一息がついた。インクは恐る恐る墓場の周囲を歩き回って辺りの様子を伺っている。

セリア「幽霊ねぇ…」

ふとリナの方を見ると、すでに居眠りをし始めていた。ここ数日は魔物を警戒して昼夜を問わず歩かせすぎたかもしれない。セリアはそっとリナに寄り添い、セリアの血液が入った小さな小瓶を口元へあてがった。小瓶は魔窟にもあった保管瓶と同じ、鮮度を保つ魔法がかかっている。

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セリア「ほら、リナ… 寝る前にコレ飲んどきな。」

リナ「うん…」

リナはコクコクと喉を鳴らして血を飲み干すと、そのまま寝息を立てて眠り始めた。リナは食事の必要はないが、毎日少量でも人間の血を口にする必要があった。そのためにセリアは、数日毎に自分の血を瓶に詰めていた。

セリア「ふふっ、顔色も随分良くなってきたわね。この調子なら案外元に戻れるんじゃないかな…」

魔窟を出た当初は廃人同様だったリナも、繰り返しセリアの血液を飲むことによって人間らしさを取り戻し始めている。今ではたどたどしくではあるが会話もでき、僅かながら喜怒哀楽を見せるようにもなっていた。

セリア「早く落ち着ける場所を見つけないとね…」

セリア「んで、どうなのインク? ここってホントに何かいるの?」

インク「うーん、人間には分からないだろうけど、この墓場は凄く強力な結界で囲ってあるな。たぶん、どこかのお偉い神官が本気で時間をかけて付術したんじゃないかな。霊的な魔物は触れる事すら出来ないだろうし、オレ様みたいな普通の魔物でも命の保証はないな。」

セリア「人間も魔物も近寄らない… それって理想的な隠れ場所じゃない。しばらくここを拠点にしてもいいわね…」

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インク「エーッ! ヤダよっ、こんなおっかない所。オレ様にはすぐ側に炎の壁があるようなもんだぞっ! ちっとも気が休まらないってのっ! だから今夜は抱っこして寝てくれ。」

セリア「そうね… そう言われるとリナが間違って入っちゃったら危ないわね。よし、今夜はリナを抱っこして寝るわ。」

インク「アーッ! オマエまたそうやって誤魔化そうとしやがってっ!」

セリア「大丈夫だって。今度アンタにもサービスしてやるって。」

インク「クエーッ! 魔窟を出てからそのセリフ何回目だよっっ!」

セリア「さぁ、夜が明けたらこの辺りを見回るからねっ! だから今夜はさっさと寝ろっ!」

インク「クエッ! クエッ! 明日こそは一緒に寝てもらうぞっ! わかったなっ!」

セリア「ぐうぐう…」

1時間後。

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この数日の強行で疲れ切っていたセリアたちはぐっすりと眠っていた。

その時、墓場の方から消え入りそうなか細い女性の声が聞こえてきた。

声「うっうっ… しくしく… 助けて… 助けて下さい… 誰か…」

セリア「うぅ… うぅん…」

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セリア「ん… 何… 何だ…?」

声「そこの御方… どうか助けて下さい… 足が… 足を挫いてしまって…」

セリア「えっ? 誰っ? 何っ? どこにいるのっ?」

声「こっちです… 人目を避けて息子の墓参りに来たのですが… 痛っ… 助けて下さい…」

声は墓場の方からハッキリと聞こえる。暗闇にうっすらと見える墓石の向こう側でガサガサと誰かが倒れている気配もする。

セリア「わ、わかったわ。ちょっと待って。」

声「ありがとうございます… 助かります…」

セリアは槍を手に取ると、リナとインクを起こさないようにそっと立ち上がった。この2人を他人に見られるわけにはいかない。

インク「んん… ん? セリア? 何してんの?」

セリア「シーッ! 誰かがそこで倒れてるんだ。アンタは隠れてて。ちょっと行ってくる。」

インク「はぁ? こんな時間に人がいるわけないだろ。幽霊だよ。無視しろ、無視無視。」

声「痛い… あぁ… 痛い…」

セリア「ほらっ、こんなにハッキリ声が聞こえる幽霊なんかいるかよ。」

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インク「えぇ? 何も聞こえねぇぞ? それってオマエの精神に直接… っておいっ! 待て待てっ!」

セリア「大丈夫。すぐ戻るわっ。」

セリアはインクの言葉を最後まで聞かず、足早に墓場へ向かって歩き出した。セリアを制止しようとすぐに飛び起きたインクだったが、ほんの数歩でセリアは墓場の入り口を踏み越えて敷地内に入ってしまった。その瞬間、セリアの耳に不快な耳鳴りが響き渡り、身体中が締め付けられるような感覚に立ち止まった。

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セリア「…っ!?」

手にしていた槍が地面に転がった。身体はピクリとも動かせず、声すら出せない。そして、不快な耳鳴りは人々の呻き声へと変化し始め、不気味な気配がセリアを取り囲んでいく。



やっと始まりました。セリリナの冒険第2章です。
しかも、夏も終わろうというのにホラーテイストな感じになってしまいました。
ということで、今回は幽霊が敵というエンティティなストーリーです。
前回のストーリーはメガネ先生が炸裂して少しコミカルになってしまったので、
今回はしっかりエロるつもりです。新手法も予定してございます。

さて、先ずはいつもの通り、第1話は状況説明回ですので、完全に非エロですね。
この日常パートって大変面倒臭いのですが、つい気合いを入れてしまうのですよ。
もちろん、この後は幽霊さんが登場して、何故かエッチなことが始まります。(´ー`* )

今回は文字通り墓場っぽい舞台を作るのに時間がかかってしまいました。
エロシーンでどんなカメラアングルにも対応できるように、
周囲の森も含めて結構広く作ってあります。
ここでやっと新PCの性能を体感できました。スイスイ動くぞ!(*゚∀゚)=3

ただ、そんな墓場ですが、画像にしてみると暗すぎてよくわかりません。(゚A゚;)
そもそも、こんなに暗い画面でこの先大丈夫なんだろうか…

あと、細かい部分ですがセリアの槍とリナ剣の鞘を新調しました。
槍は魔窟に置いてきたので、新しい槍はさら短槍(銛)化し、
リナの剣は錆びついた抜き身を研ぎ直して鞘だけ新調した設定です。
ゾンリナは剣を扱えませんが、記憶を呼び覚ます切っ掛けになるかもと
セリアが改めて魔窟入り口の祭壇から取ってきた、という感じです。

それと、今回3人の平和そうな寝姿を作りたいなと思って作ったのですが、
完成してから「コレ魔窟Finalでやってた…(゚A゚;)」と気付きました。(ノ>ω<)ノ
しかも、あの画をそのまま使っても違和感ないぐらいクリソツです。
引き出し少なすぎるだろ私…('A`) 



This is simple translation in simple Japanese. (゚A゚;)

- Cursed cemetery (1): Voice of mystery. -
-Story-
Cellia, Rina and Ink has passed one month to escape from the cave dungeon.

Lucille went back to her hometown.
She come back after about one year. They must travel hidden until then.
However, safe place is there are many people.
They are wandering the danger zone reluctantly.

Cellia says : Okay, Tonight will camp here.

This few days, they've been moving the dangerous forest monsters are wandering.
And they finally arrived in this old cemetery from getting in the evening.
Here it is far from the beaten track. This is the cemetery that has been abandoned from the people.

There is an old legend in this cemetery.
Once upon a time, evil mage has been cornered here being chased by the Holy Knights.
He revived the corpse put a curse on this cemetery.
Revived corpses struck the Holy Knights.
However, corpse revived we were repulsed the Holy Knights.
And evil mage was also extermination.
However, Holy knights were repulsed the corpse that was revived.
And they were getting rid of the evil mage.
Then, corpse of this cemetery were all cremated. And it wrapped in a holy barrier.
However, the curse does not disappear.
Since then the figure, such as a voice and people of the mystery has been witnessed.
Before long, people from this eerie land went away.

Cellia says : Holy barrier has the effect of distancing the demons us. And, anyone not come here.
Cellia says : Here it might be the ideal hiding place for us...

Ink says : Nooooooo! I disagree!!

Cellia says : Why? Here in is haunted?

Ink says : I don't know! But, Holy barrier is a wall of burning flame against me!
Ink says : If I might die if I touch the sacred wall.
Ink says : I'm so scary. Please sleep hugging me tonight.

Cellia says : Might be so... I think If it's dangerous if she touched the holy wall.
Cellia says : Tonight go to bed hugging Rina.
Ink says : What? You are cunning!

Cellia says : Oops, Rina, Drink this before you sleep.

Cellia was to drink her blood contained in a small bottle to Rina.
Rina began sleeping with a cup of blood.

Cellia says : Recently, she complexion is getting better. She was able to talk slowly.
Cellia says : Until you return to the original, I will dedicate my blood...


After a while, they began to sleep. They were very tired.

And, After a while, A female voice has been heard from the direction of the cemetery to Cellia.

Cellia says : What...?

A female voice : Help... help me...

Cellia got up softly.

Cellia says : Who? Where are you?

A female voice : hurts... It really hurts...
A female voice : I have come to the son's visit to a grave.
A female voice : It's dark here, so I have sprained my foot.

Cellia says : I immediately go there.

Ink says : Cellia? What's wrong?

Cellia says : Woman is crouched in there. She is asking for help. I go to a little look at the situation.

A female voice : Help... help me...
Cellia says : Look, she is calling me. It is very well hear voice.

Ink says : What? I do not hear anything. It is absolutely a ghos... hey!

Cellia says : It is very well hear voice. There is not a ghost.
Cellia says : I'll be back.

Ink says : Wait! Wait! It is surely appeal to your spirit!

Cellia walked without listening to Ink talk until the end.
And she soon entered from the entrance of the cemetery to the site.

Cellia says : !!

At that moment, she could hear unpleasant tinnitus.
And, she became paralyzed.
She felt a lot of eerie presence around...

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コメント
この記事へのコメント
+(0゚・∀・) +ワクテカ+
セリアちゃん。
金縛りにあって、あんな事やこんな事されるのでしょうか?
+(0゚・∀・) +ワクテカ+
 
結界の中なので、インクの助けも期待できず・・・
ムゥ(。-`ω´-)y-~
 
どういう落ちを付けるのか?
楽しみにしてます♪(`・∀・´)ノ))
2016/10/01(土) | URL | へぼっち [ 編集] #Ayc/EPBQ


Re:へぼっち様へ
Pixivとダブルコメントありがとうございます!(・∀・)

とんでもない。
金縛りにあって、あんな事やこんな事をされるに決まってるじゃないですか。
どんなことをされるのかは私にもまだ分かりません。
そもそも幽霊の表現をどうするのかも決めていない酷い見切り発車です。(゚∀゚;A)

一応、結末はちゃんと考えてあります。
あとはエロシーンのメニューを考えるのみ!(・∀・)ヒッヒッヒ
2016/10/01(土) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


これはヒロピンにあるまじき(笑)
下から3枚目の画は、思わず何か映っているんじゃないかと凝視してしまいました・・・。(;´Д`)

墓場の背景作るなんて、私は根性なしなので凄いと思います。どちらにしてもご自身でフィギアや小道具作っちゃうんですもんね。

でも怖いなぁ・・・。( ;∀;)オヨヨ
2016/10/02(日) | URL | なかカジ [ 編集] #-


新エピソードキタ━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
インクの警告を軽んじてる辺り、あいかわらずな~んかポンコツ気味のセリアさん。
だがそこがいいッ!(゚∀゚)

まだ結末のみ思考済みで、エロシーンのメニューは考え中、とのことですが、幽霊とゾンビって、何か霊的なもので通じ合っちゃってめんどくさいことにはならないでしょうか……(・A・;)?

あ、ちなみに、ゾンビリナ(魔獣と淫獣もいるけど)がまたどんな形で活躍するのか、地味に楽しみにしておりますゞ
2016/10/03(月) | URL | 二万マイル [ 編集] #-


Re:なかカジ様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)
あはは、心霊写真混ぜておけばよかったw
思ったよりも不気味な雰囲気になって満足しております。

墓場自体は簡素な造りなんですけど、デザインを考えるのに時間がかかりました。
一応、念のために特定の宗教をイメージされないような配慮もしております。
日本人としては和風の墓石や地蔵が一番恐いんですけどね、そこはそれっぽく洋風にしました。
2016/10/03(月) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


Re:二万マイル様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)
新エピソードを出すときはいつもドキドキなのですが、そんなに喜んで頂けて嬉しいっ!(><;)
うちのヒロインたちはみんなピンチを招く体質なのですが、
特にセリアはすぐ自爆するタイプですからね。ピンチに困らないですw
メガネ先生もそういうタイプかもしれない…(゚∀゚;A)

ゾンリナと霊の関係とは鋭い考察ですねぇ。(゚д゚)
すでに察しておられるかもしれませんが、今回リナもかなり頑張ります。
ということで、次回は3人それぞれの役割をハッキリさせます。
その上で、エロシーンに突入後は、じっくりねっとり色んなことをやりたいと思います。
相手は幽霊だし何でも出来そう!(*゚∀゚)=3
2016/10/03(月) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


行く末の心配なパーティw
セリりんの判断が思い切り裏目に…インクの忠告も聞かないし。しかし墓場はいい雰囲気ですねえ☆ 騒がしいのがとっ込んでくるでなし、意外性もあって良い引きです。女ゴーストの活躍に期待♫
2016/10/03(月) | URL | kuro [ 編集] #-


Re:kuro様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)
基本、リナもセリアもやることが裏目に出ちゃうのが様式美ですw
今回はどんなエロにするかまだ方向性を決めていませんが、
幽霊ならではのプレイも盛り込みたいところです。
いつも通り、具体的には何も考えていませんが、
いざ作り始めると色々変なアイデアが出てくるはずw
2016/10/04(火) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


Re:龍之介様へ
拍手コメントありがとうございます!(・∀・)

セリアのお尻が思いの外プリケツしていて私も驚きましたw
インクは登場当初よりも結構小さくなっているのもありますが、
こんなキャラでもキャラ立ちすると可愛く見えるものなのですねぇ。

フィギュア的には魔窟1でリナにぶった斬られたりしてるんですよねw
まさか主要キャラになるとは思いもしてませんでした…(゚∀゚;A)
2016/10/04(火) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


ヽ(〃・ω・)ノ Update!
Wow! I really appreciate the precise translation of the cemetery history... very easy to understand!

I have a bad feeling about this mysterious voice... |Д´)/

Thanks a lot for the translation, and best of luck on your future updates! ー( ´ ▽ ` )ノ
2016/10/25(火) | URL | AkiraKiryu [ 編集] #FF3H9HIM


Re:Akirakiryu様へ
Always thank you for your comment.
I am very glad.\(*^^*)/

I'm glad to help my premature translation!\(*^^*)/
Thanks to automatic translation!(*´д`*)

私の未熟な翻訳が役立って嬉しいです!\(*^^*)/
自動翻訳に感謝!(*´д`*)
2016/10/25(火) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


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