- Story -
この数週間、アニーはハンターギルドの依頼で、この森に点在しているオークキャンプを襲撃し続けていた。そして今夜は3匹のオークを仕留め、アニーは見通しの良い野営場所を探して森の中を歩いていた。

すると突然、真っ暗な茂みの奥でガサガサと何者かが移動する音が聞こえた。何者かはアニーから遠ざかるように少し奥へ移動し、そこでじっと潜んでいる。

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アニー「ヤツか… よし、今夜こそ…」

アニーは数日前から誰かに見張られている気配を感じていた。しかし、特に襲ってくる様子もなく、不用意に近づいてもこない。何度か追跡してみたが、逃げ足が速く捉えることは出来なかった。足跡からオークだということは分かっていたので、今夜は敢えて夜の森を歩き回り、おびき寄せて仕留めようと考えていたのだ。
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アニー「……」

夜目の利くアニーはランタンを消すと耳を澄ませて茂みの奥を凝視した。十数メートル先にオークが身を伏せているはずだ。少しでも動けば草木が揺れて位置を特定できる。この数日、ヤツの気配で気が休まらなく、アニーはいい加減うんざりしていた。今夜ゆっくり眠るためにも、このまま素早く自分の間合いまで近づいて一撃で倒すのだ。

ガササッ…
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アニー「……」

アニーがゆっくりと進むと、茂みの奥で再びガサガサと物音が聞こえ、その音がさらに奥へと移動した。アニーは横へ回り込むように移動し、オークが逃げる方向を誘導していく。アニーはこの辺りの地形を熟知しており、森の中央にそびえ立つ巨石の岩壁に向かってオークを追い込もうとしていた。

そして、オークはアニーの思惑通り、岩壁に向かって移動していく。間もなく逃げ場を失ったオークがアニーに襲いかかってくるだろう。アニーは戦斧を構え、意識を集中しながらゆっくりと追いつめていく。

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アニー「ん…? この匂い…」

いつしか、不思議な甘い匂いが漂っていることに気が付いた。何処かで嗅いだことのある懐かしい匂いだ。アニーは呼吸を浅くして身体の変調を確認したが、特に異常は感じられない。少なくとも麻痺や淫毒ガスの類ではない。もしかするとこの辺りの植物が発するただの芳香かもしれないが、妙な胸騒ぎがする。さっさとヤツを仕留めてここを立ち去るのだ。

オーク「フゥ… フゥ… ブヒヒッ…」

すると、すぐ前方から疲れた様子のオークの声が聞こえた。岩壁に追いつめられたオークが焦っているのだ。アニーは武器を握りしめ、茂みから岩壁へ飛び出した。

ガサッ…
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アニー「もう逃げ場はないぞ。」

アニーの目の前でオークが岩壁に座り込んで息を切らせていた。

アニー「何日もコソコソしていたようだがここまでだな。もし仲間がいるならさっさと呼べ。まとめて相手になってやる。」

アニーは周囲を警戒しつつオークに話しかけた。数日間見張られていただけに、このオークが何かを企んでいる可能性が高い。その証拠にオークはまったく無防備な体勢でアニーと対峙している。

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オーク「ブヒヒヒ… やっと会えたブヒ… ずっと会いたかったブヒよぉ。」

オーク「オデの可愛いアニぃ…」

アニー「なっ…!」

オークの口から出た自分の名にアニーは驚いた。彼女はオークに自分の名を名乗ったことはなく、少なくとも目にしたオークはすべて殺してきたはずだった。アニーは動揺した。

アニー「貴様ッ! どうして私の名を知っているっ!」

オーク「ブヒィッ! ちょっ、ちょっと待つブヒッ! 落ち着くブヒィッ!」

アニーはオークに戦斧を突き出し、今にも斬りかからんとばかりに興奮した口調で問いただした。

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アニー「言えっ! 貴様は何者だっ! 何を企んでいるっ!」

オーク「ブキキッ! わかったわかったっ! 言うブヒッ! 全部話すブヒィィィ!」

アニーは恐ろしい形相でオークを睨み付けている。オークは怯えた様子でアニーの顔を覗き込むようにじっと見つめた。

オーク「ゴクリ…」

しばらくしてオークが話し始めた。

オーク「お、オデの名はノロマっていうブヒ。憶えてないブヒか?」

アニー「ノロマ…? 知らないな。まぁ、いい。続けろ。」

ノロマ「オ、オデは抵抗しないからとにかく武器を降ろしてくれブヒ。」

アニー「武器を…? フン… いいだろう。」

ゴトッ…
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アニー「……」

アニーはゆっくりと戦斧を降ろすと、傍らの樹木に盾と共に立てかけた。

ノロマ「ヘルメットも取ってほしいブヒ。久しぶりにオマエの顔を見たいブヒ。」

アニー「はぁ? チッ…」

アニーは面倒臭そうに大きな溜息をつくとヘルメットを外し、そっと足元に置いた。

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アニー「……」

アニー「どうだ。これでいいか?」

ノロマ「おぉ、相変わらず可愛いブヒなぁ。じゃぁ、今度は鎧も脱ぐブヒよ。」

アニー「まだ脱ぐのか… 仕方ないな。そこを動くなよ。貴様にはすべて喋ってもらうからな。」

そう言うと手際よく鎧を脱ぎ始めるアニー。この時、アニーは自身の行動の異常さにまったく気付いていなかった。

ガチャ… カチャッ…
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アニー「ふぅ… ったく…」

ノロマ「ブヒヒヒ、もちろんブヒ。オデは逃げたりしないブヒよぉ。」

何の疑問も持たず、言われるがままに鎧を脱いでいくアニーの姿をノロマは嬉しそうに眺めていた。



お久しぶりです。ちょっと体調を崩しまして2週間ほどダウンしておりました。
3日ほど寝てれば大丈夫だろうと思っていたら、どんどん具合が悪くなって、
途中で中途半端に起きたら倍返しでぶり返してエラい目に遭いました。
みなさん、体調が悪いときは素直に病院へ行きましょうね。('A`)
ちなみに今日はもう元気に復活して平常運転です!(*゚∀゚)=3

さて、今回更新のCGは半月前にほぼ完成しており、テキストだけチョイチョイと書きました。
内容はもう説明するまでもないかもしれませんね。いわゆるアニーの洗脳シチュです。
CG集「捕らわれた女騎士」に於いて、アニーはオーク砦で洗脳を施されていたという感じです。
ここから何をするのかはノロマ次第ですが、様子を見ながらやっていこうと思います。

ざっと見てツッコミ所が色々あるとは思いますが、例えば何故アニーがノロマのことを憶えていないのか、
何故落ちこぼれオークのノロマが洗脳なんて高度な術を使えているのか、などなど、
次回からエッチシーンを交えて解説していこうと思います。
それらをひっくるめて「アニーの秘密」ということでお願いします。(゚∀゚;A)

あと、またもや画面が暗くなってしまって申し訳ありません。
暗いけどよく見えるというライティング方法がまだよく分からないのですよねぇ(゚ω゚;A)
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コメント
この記事へのコメント
( *¯ ꒳¯*)
一枚目のランタンの光が、良いなあ~っ♪( *¯ ꒳¯*)
 
poserでは出来ないもしくは、非常に難しいのだあ。(゚うェ´゚)ウッ
 
今回は、アニーちゃんも良く見えてとても良いです。
マキシモ氏の努力の結果かと思われ・・・
続きを楽しみに待ってます♪(`・∀・´)ノ))
2018/01/30(火) | URL | へぼっち [ 編集] #Ayc/EPBQ


Re:へぼっち様へ
Pixivとダブルコメントありがとうございます!(・∀・)

大気設定が絡むとレンダリング時間が膨大になりますよね。
私はパストレーシングという比較的簡素なレンダリング方式を使っているので
大気や間接照明の表現は弱いですけど、レンダリング時間は早いのですよね。
さらに肉眼では結果が大して変わらないのにやたら時間がかかるオプションは
すべてOFFにしておりまして、1枚目のレンダリング時間は2分で済んでおります。
ただ、これは一昨年パソコンをCore i7-6700Kにした影響も大きいです。(*゚∀゚)=3

でも、私はPoserの表現能力で羨ましすぎると思えるシーンが多々あるので、
隣の芝生は…ということなんでしょうね。
ShadeのSSSとか何十分も待たせて最後はエラーとか使い物になりませんもん(゚∀゚;A)
2018/01/31(水) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


まさかの再登場!
CG集ではただの下っ端だった奴がここでアニーと再会するとは……w
彼の欲望がどうアニーを汚すのか、とおっても楽しみです(^q^)

ジュディCG集とリアルがお忙しいのかと思っていましたが、ご病気だったとは……。
今はもう大丈夫、とのことらしいですが、それでも油断はしないでくださいね。今年に至っては、
風邪→インフルA型→インフルB型→風邪...
とかいう地獄のコンボもあり得るわけですから`,、('∀`;) '`,、

ともあれ御回復おめでとうございます!
また更新を楽しみにしております(`・ω・´)
2018/02/01(木) | URL | 二万マイル [ 編集] #-


Re:二万マイル様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)

インフル地獄コンボは洒落になりませんよね。気を付けなければ…(゚A゚;)
でもたまに体調を崩すと普段の健康のありがたみが身にしみます。
二万マイル様も体調にはお気を付け下さいね。

今回のストーリーは久しぶりに真面目にエロくやろうと考えています。
状況が「ビキニ剣士リナ」と似てしまっているのが気になりますが、
アニーなら結構無茶出来そうな気がするのでアレコレやっちゃいます。
何話ぐらいやるのかはまだ未定ですけど、ダラダラしないように気を付けます(゚∀゚;A)
2018/02/01(木) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


うんん・・・
へぼっちさんも言ってますが、1枚目のランタンの光らせ方が凄いです。温かみがあって、光が強すぎず、さらに周りも照らしている・・・。( ゚Д゚)スゲェ

戦いだけではなく、こういった駆け引き的な感じで汚されてしまうシチュも好きですよ。むしろ私は無理やりよりもこっちが好きかも。

ところで仕留めたオークはどう処理するのでしょうか?イノシシやシカみたいにジビエしちゃうのかな?放置しちゃうと腐るし、どうなんだろうか?( ;∀;)オイシ~
2018/02/01(木) | URL | なかカジ [ 編集] #-


Re:なかカジ様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)

1枚目私もよく出来たと思ってましたので嬉しいです。
暗闇にランタンって雰囲気が良いので好きなのですがストーリーの流れで
消してしまいました。ここから何とか月明かりを表現したいなぁ。

倒したオークの処理なんて考えてませんでした。(゚∀゚;A)
倒された魔物は時間が経つと腐る代わりに塵になってしまうとかかなぁ。
そんでもってオークの耳を持ち帰ってギルドで換金出来るとか。
魔蟲や他の魔物も換金できる部位は決まっているのでしょうねぇ。
後は依頼主がいれば任務完了の証明書にサインをもらうとかかな。

ぶっちゃけエロいことしか考えてないので設定はガバガバですw
2018/02/02(金) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


病気だったとわ
まあびっくり☆ 世のなかにはそうやって音信不通になっていくヒトもいるので復帰万々歳です♪ そして新作は意外の展開、この流れでアニーのセミヌードが見れるとは思わんかったなあ…相変わらずCG技術に関してはさっぱりですがw
2018/02/03(土) | URL | kuro [ 編集] #-


Re:kuro様へ
コメントありがとうございます!(・∀・)

ほんと、お気に入りの作家さんの活動が止まると心配しちゃいますよね。
私もなるべく月1回はどこかしらに足跡を残そうと思っておりますが、
そんな気にもならなくなるのがスランプというものなのでしょうねぇ(゚∀゚;A)
幸い、私にはまだそんな気配はありませんので、ありがたいことです(゚∀゚)

アニーはここからどうするのかまだ決めていませんが、
今は遅れまくっているジュディCG集に全力投球していて、
そっちがエロ真っ最中ですので、アニーも負けずにエロく展開させるつもりです。
もちろん、セミヌードで終わったりは致しませんからねっ!(✧Д✧)
2018/02/03(土) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


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