- Story -
ある日、洞窟で休息していたセリアは、突然胸元に現れた謎の触手の攻撃に晒されていた。

セリア「クソッ! 一体どうなってんだっ! 何だよこれっ!」
セリアは驚きながらも触手を引き剥がそうと懸命に掴みかかったが、触手には実体がなく、触れることすら出来なかった。
抵抗出来ないセリアをよそに、触手は乳首から精気を奪おうと次第に吸い付きを強めていく…
ある日、洞窟で休息していたセリアは、突然胸元に現れた謎の触手の攻撃に晒されていた。

セリア「クソッ! 一体どうなってんだっ! 何だよこれっ!」
セリアは驚きながらも触手を引き剥がそうと懸命に掴みかかったが、触手には実体がなく、触れることすら出来なかった。
抵抗出来ないセリアをよそに、触手は乳首から精気を奪おうと次第に吸い付きを強めていく…
―― 数時間前
ゴトッ…

セリア「よしっ、開いたわ…」
インクがどこからか宝の地図を持ち帰って来た。その地図によればセリアたちのすぐ近くの洞窟に×印が付いており、現金が残り少なかったセリアは冷やかし半分で探索へ出かけた。
すると、地図に記された通り、小さな洞窟の奥に埋まった石の宝箱を発見。セリアは手際よく箱を調べ、見事罠の解除に成功した。
インク「おー、スゲーッ! やるじゃんっ!」
セリア「へへっ、こんなの朝飯前よっ。」
箱の中には朽ちた台座の残骸と共に一対の黄金のリングが入っていた。それは指輪にしては大きく、ブレスレットにしてはやや小さい奇妙なサイズだったが、セリアにとってはそんなことはどうでも良かった。

セリア「うわっ、コレって純金製じゃないの? やったっ! インクッ! 今夜はワインとフォアグラにしようっ!」
インク「オマエ、フォアグラって何か知ってんのかよ。ん? 台座の下に説明書きがあるな。読んでみるぞ。」
セリア「ふんふん。」
インク「これはマジックアイテムです。呪われています。身に着けると少し賢くなれます。ただし、賢い人には効果はありません。売ると1Gになります。」
セリア「…親切な説明ね。ていうか1G(10円)って、そんなのガキの小遣いにもならないじゃねーかっ!」
インク「所詮はタダで手に入れた地図だしなぁ。まぁ、そんなもんだな。」
セリア「はぁぁぁ? ったく… 私、何しに来たんだろ。フンッ、こんなものぉぉぉっ!」
落胆したセリアはその場でリングを投げ捨てようとしたが、ふと思い留まってリングをじっと見つめた。
セリア「賢くなれる、か… ふーん…」
インク「じゃぁ、残念だけど戻ろうぜ。そろそろ日も暮れるころだしな。」
セリア「なぁ、インク… コレってどうやって使うの?」
インク「エー、使う気なの? やめとけやめとけ。オマエ怒りそうだから言わなかったけど、それおっぱいリングだぞ。」
セリア「お、お、おっぱ…? 何それバカじゃないのっ。」
インク「そうそう、バカの見せしめに使うアイテムだよ。恥をかく代わりにちょっと賢くなれる魔界のオモチャだな。賢いヤツはそんなの着けたりしないから。だってバカみたいだし。」
セリア「あはははは、さすがの私もそこまでバカじゃないっての。」
インク「まーな。ケーケケケケ。」
しばらくしてセリアたちは洞窟を出たが、外はすでに暗く、そのまま洞窟の入り口で野宿することになった。そして、いつものように食事を済ませ、インクのおねだりを誤魔化して眠りについた。
真夜中過ぎ。
セリアはインクを起こさないように、そっと鞄からリングを取り出した。

セリア「ゴクリ… これってホントに賢くなれるのかな…」
セリア「ちょっと試してみるか。賢くなってから捨てればいいわけだし。私って賢いな。フフッ。」
セリアは胴着に手を差し入れて自分の胸にリングを装着してみた。しかし、特に変化は感じられない。
セリア「なんか… バカみたい…」
インク「セリア?」
《ドキンッ!》

インク「何してんの? 眠れないのか?」
セリアはリングに気を取られてインクが起き出して来たことに気付かなかった。
セリア「えっ、いやっ、えっと、ゴホンッ… ち、ちょっと考え事してただけよ。」
セリア「えーと、私らこのままじゃジリ貧だからさ、やっぱりお金が必要だと思うのよね。」
インク「うむ、今日は残念だったよな。あれが普通のお宝だったら良かったのにな。」
インク「そういえばあのリングどうしたの?」
セリア「フッ、あんなガラクタ、とっくに捨てちゃったわよ。」
インク「そっか。まぁ、アレって呪いのアイテムだからそれで良いけどな。」
セリア「呪っ? あ…、そういえばそんなこと言ってたわね… ところで、その呪いって…」
インク「あぁ、大したことはないさ。身に着けたらバカには外せないってだけ。」
セリア「えっ!?」
インク「えっ!?」

セリア「い、いや… なるほど、バカって大変そうだな…」
インク「うむ。じゃぁ、オレ様は寝るぞ。明日も早いんだろ?」
セリア「そうね。私も寝…」

セリア「うわわわっ!」
突然、セリアは胴着の中で右胸を誰かに触られる感覚に襲われた。
インク「ん? どうした? オマエちょっとおかしいぞ?」
セリア「えっ… な、何でもないわっ… ちょっと… ふひっ… わ、私… 悪酔いしたみたいっ。」
今度は左胸にヌルヌルした何かが這い回っている。その不快な感触は明らかにリングの内側だけに感じるが、リングを装着してしまったことをインクに知られたくはない。
インク「モー、またかよぉ。水でも飲むか? あ、水もうないな。汲んできてやるよ。」
セリア「うぅっ、うっ、うん! 悪いけどお願いするわ! い、急がなくていいからっ!」
インク「うむ。今日は変な地図を掴ませちまったしな。それぐらいサービスしてやるよ。」

セリア「え、あ、ありがとっ! きっ、気を付けていけよっ!」
インクは挙動不審のセリアに首をかしげながら夜の森へ消えて行った。
だがこの時、セリアは自分がどれほど危険な事態に陥ったのかを気付いてはいなかった。
この呪いのリングの内側は魔界と繋がっており、セリアの胸は魔物たちの餌場に晒されていたのだ。
バカのバカ話です。(・ω・)
セリアの番外編で、盗賊らしいお話を作りたいなと思ったら、ただのポンコツっぷりを発揮しただけでした。('A`)
正直、前置きはテキストだけでいいじゃないかという内容ですが、ここを作るのが好きな物で…(゚∀゚;A)
ちなみにリナは居ません。魔窟救出以前の設定です。番外編なのでテキトーですw
ただ、作る前は面白そうなシチュだと思ったのですが、エロシーンを作ったら思ったほどエロくはなく、前置きを引っぱるのは危険と判断して1枚目にエロを持ってくるという方法で始めてみました。じゃないとただのコントです(゚∀゚;A)
そして、次回から乳首プレイで遊んで全3回ぐらいで終了の予定です。
アニーでおっぱいプレイをした直後にまたおっぱいですけど、触手プレイは別腹なのです。(´ー`* )

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この記事へのコメント
うっそぉ━∑(-`Д´-;)━ん!!
着けちゃうんですか?セリアさん。
流石に、インク君も着けるとは思わず放置状態・・・
大ピンチなのだあ!( *¯ ꒳¯*)~♪
意外とインク君の策だったりしてw+(0゚・∀・) +ワクテカ+
着けちゃうんですか?セリアさん。
流石に、インク君も着けるとは思わず放置状態・・・
大ピンチなのだあ!( *¯ ꒳¯*)~♪
意外とインク君の策だったりしてw+(0゚・∀・) +ワクテカ+
Pixivとダブルコメントありがとうございます!(・∀・)
どんなメリットがあればこんな怪しい物でも装着してくれるかなーと考えて、こうなりましたw
セリアは生きる術には長けていますが、学問に関してはまったくダメダメなのがコンプレックスなのかも。
早くもインクの陰謀説が流れておりますが、まだノーコメントです…(゚∀゚;A)
どんなメリットがあればこんな怪しい物でも装着してくれるかなーと考えて、こうなりましたw
セリアは生きる術には長けていますが、学問に関してはまったくダメダメなのがコンプレックスなのかも。
早くもインクの陰謀説が流れておりますが、まだノーコメントです…(゚∀゚;A)
何が悲しいって、セリアが自分がバカと自覚してる事が一番悲しいw
コメントありがとうございます!(・∀・)
こう見えてセリアは劣等感の塊みたいなヤツなんですよねー。
今までも勢いとハッタリだけで生きてきたので、過去の過ちは数知れず…
なので、ちょっとは反省している部分もあるのでしょうw
こう見えてセリアは劣等感の塊みたいなヤツなんですよねー。
今までも勢いとハッタリだけで生きてきたので、過去の過ちは数知れず…
なので、ちょっとは反省している部分もあるのでしょうw
サムネにだいぶやられてしまいました!
今後に期待します!
今後に期待します!
コメントありがとうございます!(・∀・)
設定ありきで始めちゃったもので、どの程度エロくできるかは謎ですけど頑張ります!(゚∀゚;A)
設定ありきで始めちゃったもので、どの程度エロくできるかは謎ですけど頑張ります!(゚∀゚;A)
セリアさんはすぐにエロ話に持ち込めますね!
シチュ的に乳首以外は攻めることができなさそうですが、どんな感じに表現してくださるのか期待しておりますb
シチュ的に乳首以外は攻めることができなさそうですが、どんな感じに表現してくださるのか期待しておりますb
コメントありがとうございます!(・∀・)
そうなんですよ、乳首しか弄れないというのが心配の種なんですよね。
いっそ「呪われたレオタード」ぐらいのお触りゾーンを確保すれば楽だったかもしれませんが、
まずはこの一点集中型エロを試してみたいと思います。(*´д`*)
そうなんですよ、乳首しか弄れないというのが心配の種なんですよね。
いっそ「呪われたレオタード」ぐらいのお触りゾーンを確保すれば楽だったかもしれませんが、
まずはこの一点集中型エロを試してみたいと思います。(*´д`*)
乳首吸われて、そのうち我慢できなくなって自分の指で下を慰めるんじゃないかなあ
コメントありがとうございます!(・∀・)
この緊急事態にオナ展開するほどのバカッ振りを発揮するかどうかは見物ですwが、そういう葛藤を入れてみるのは面白そうですね(*゚∀゚)=3
この緊急事態にオナ展開するほどのバカッ振りを発揮するかどうかは見物ですwが、そういう葛藤を入れてみるのは面白そうですね(*゚∀゚)=3
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