- Story -
薄暗い天井を見つめながら考えるセリア。鉄格子の向こう側の机には嘘で塗り固められた供述書が無造作に置かれているのが見える。自分はあの供述書にサインすることになるのだろうか・・・。

セリア「どうしよう・・・ このままじゃ私・・・」

底知れぬ不安がセリアにのしかかる。

そこへ突然、静まりかえった地下牢に何者かの声が響いた。

謎の声「・・・おい ・・・そこの女・・・」

セリア「!! だっ、誰っ?!」

周囲を見回してみたが人影はない。壁の向こう側らしい。

セリア「・・・だ、誰? どこにいるの?」

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謎の声「こっちだ・・・ オマエの右隣の独房だ。」

セリアから辛うじて見える壁穴の奥に、まるで赤い目のような怪しい光が見えた。どうやら隣房の囚人らしい。
独房の男「なかなか苦しい状況のようだな・・・。」

そのとき、セリアは自分が裸ということを思い出した。

セリア「・・・ちょっ、覗いてんじゃないわよっ! ぶっ飛ばすぞっ!」

慌てて身体をよじって壁に背を向けようとするセリア。

独房の男「ふふふ・・・ まぁ、落ち着け。今はそんなことを気にしている場合ではなかろう。」

セリア「うっさいわねっ、覗くなっつってんだよっ!」

独房の男「オマエはここから逃げたいのではないか? 我が手を貸してやっても構わんぞ。」

セリア「・・・・・・。」

セリア「・・・どういうこと? アンタ・・・何者?」

独房の男「うむ・・・。我はオマエたち人間が魔物と呼ぶ人外の者だ。もっとも我は人間に危害を加えたことなど一度たりともないがな・・・。」

セリア「・・・ふうん。 ・・・まぁ、いいわ。続けて。」

可哀想にこの者は気が狂っているらしい。独房に閉じ込められた者はしばしばこうなってしまうと聞いている。だが、何か役立つ情報を聞き出せるかもしれない。セリアは黙って人外の者と名乗る声に耳を傾けた。

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人外の者「我は魔法を使うことができる。残念ながら我の牢には対魔結界が施されておって魔法を使うことままならぬ。だが・・・、オマエの牢には対魔結界などはない。」

人外の者「そこでだ・・・。」

人外の者「我はオマエに魔力を授けてやることができる。」

セリア「ふっ、何を言うかと思えば・・・。そんなことができるわけないじゃない。そうやって私をからかってればいいわ。・・・フンッ、この覗き魔野郎。」

人間が突然魔法を使えるようになった話など聞いたことがない。魔法とは、数十年に及んで修行や研究をした者の中でも、さらに一握りの者だけが到達できる神秘の業だったはず。少なくともセリアが伝え聞いたことがある人間の魔法使いは、すべて年老いた老人ばかりだった。

人外の者「我の言葉を信じるも信じないもオマエの勝手だ。我はオマエが自警団長に無理やり犯されるのをここから見物させてもらおう。」

男の赤く光る目は、確かに人のそれではなさそうだ。それに話を聞くぐらいなら大丈夫だろう。女の裸を見たいだけの変態なら、このまま背を向けて話していればすぐにボロが出るはず。セリアは気晴らしに少し付き合うことにした。それに、今は誰かと話している方が落ち着くような気がしたのだ。

セリア「その話・・・ 本当・・・ なの?」

人外の者「・・・・・・。」

セリア「わかったわ。私に魔力を授けて。その代わりアンタを逃がせばいいのね?」

人外の者「ふふふ、随分と物分かりが良いな。だが、本当にいいのか? もし我が残忍で凶悪な魔物だったらどうするのだ。オマエは人間を裏切ることになるのだぞ。」

セリア「だ、大丈夫・・・よ。だって・・・」

セリア「残忍で凶悪な魔物がこんな田舎の自警団に捕まって女の裸を覗いてるわけないわっ!」

自信満々に答えるセリア。

人外の者「・・・・・・。」

セリア「・・・・・・。」

人外の者「あまり利口では無さそうだが洞察力はあるようだな。」

人外の者「だが、オマエが我から魔力を得るには大きな代償を払ってもらう必要がある。オマエにはその覚悟はあるのか?」

セリア「・・・大きな代償? フン、来たわね。どうせ厭らしいことをさせるつもりなんでしょ。」

人外の者「さて、それはどうかな。」

人外の者は「大きな代償」について語り出した。

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セリアが魔力を得るには人外の者の生贄(生贄の者)になる必要があった。生贄の者は人外の者に精気を捧げる代わりに魔力を得ることができる。ただし、もし人外の者を死なせれば生贄の者も死んでしまうことになる。故に生贄の者は魔力を授かり、一生涯をかけて人外の者を守護しなければならないのである。

セリア「なるほど・・・ じゃぁ、もし私が死ねばアンタも死ぬってこと?」

人外の者「その時はまた新しい生贄の者を探さねばならなくなるだけだ。つまり死ぬのはオマエだけということだな。生贄とはそういうものだ。」

セリア「そうか・・・ 生贄・・・ か・・・。」

人外の者「さぁ、あの自警団長が戻ってくる前に決断することだな。時間はないぞ。」

セリアは考えた。こいつの言うことをどこまで信じられるのか。少なくとも隣牢から何かを出来る時点で只者ではないはずだ。そしてもし本当に魔法が使えるようになれば、この先の逃亡生活で役立つことは間違いない。それにここから逃げ出すということは本当に重罪を犯すことを意味する。再び捕まればもう言い逃れは出来ない。

だが、何れにしても司法に頼れない以上、自分の無実を証明するには偽セリアを捕らえるしか方法はなさそうだ。ここに残ってえん罪で裁かれるよりは、一時的に脱獄犯として追われることになっても、偽セリアを捕らえるチャンスに賭けるべきではないだろうか・・・。

セリアはふと自分がこんな馬鹿げた話を真に受けて真剣に考えていることにおかしくなった。もしかしたら自分が思っている以上に自暴自棄に陥ってるのかもしれない。だが、もう少しこいつの作り話を聞いて気持ちを落ち着かせるのも悪くはない。

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セリア「フフ・・・ 面白いじゃない。生贄になってやろうじゃないの・・・。」

人外の者「ほぅ、もう決断したのか。思い切りがいいな。本当に構わんのだな?」

セリア「えぇ、いいからアイツが戻ってこない間に早くやってちょうだい。」

人外の者「では、まずは生贄の儀式からだ。少々痛むがすぐに終わる。気をしっかり持って大声を出すでないぞ。誰かが来たらそれまでだからな。」

セリア「はいはい。」

壁穴から二本の不気味な触手のようなものが、天井を伝ってセリアの頭上へ伸び出てきた。触手はセリアの目の前に垂れ下がり、ウネウネとセリアの胸元を観察するように蠢いている。

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セリア「お、おいっ、ちょっ、なんだよこれっ! えぇっ? ほんとに魔物なのっ?!」

セリアは心底驚いた。しかし、驚いている暇はなかった。蠢いていた触手の動きが止まったかと思うと、一本の触手の先から太く長い、針と呼ぶにはほど遠い錐や釘のような突起物が突き出したのだ。

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セリア「うわっ、やっ、やめろっ! あっ、危ないだろっ! まっ、まさかこれ・・・」



ドスッ!



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セリア「ぐふっ!!」

セリアがたじろいだ瞬間、長い針は勢いよくセリアの左胸に突き刺さり、その針先はセリアの心臓を深々と貫いた。

針はセリアの心臓に突き刺さったまま魔性のエネルギーを注入し始め、身体の内側を焼かれるような凄まじい激痛をもたらした。あまりの衝撃にセリアの身体はビクビクと痙攣を起こし、悲鳴すらあげることができない。

セリア「うっ、うぐぁっがっっ!!」

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セリア「うががっ・・・ やっ、やめっ・・・ しっ・・・ 死ぬ・・・」

急速に意識が遠のき、拘束で倒れることも出来ずに膝を着くセリア。魔物の言葉に騙されて死んでいく自分の姿が脳裏に浮かぶ。だが、これは他人に迷惑をかけて生きてきた自分らしい最期かもしれない。様々な後悔に包まれながら意識を失っていくセリア。その時、心臓に突き刺さった針が触手からヌルリと抜け落ち、胸に空いた針穴と共に溶けるように消えてしまった。



セリア「うぅぅ・・・ ん・・・  わ、私・・・ 生きてるのか・・・」

セリア「はぁ・・・ はぁ・・・ な、何が起こったの・・・ 私に何をしたの・・・」

人外の者「オマエの心臓に生贄の杭を打ち込んだのだ。もはや杭はオマエの心臓の一部となった。我が死ねばその杭も消えて心臓に穴が空く。つまりオマエも死ぬことになる。もっとも、以前のオマエはすでに死んだようなものだがな。オマエは我の生贄の者として生まれ変わったのだ。」

セリア「はぁはぁ・・・ そ、そういうことだったのね・・・ 先に聞かなくて良かったわ・・・」

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セリア「でも・・・ 不思議・・・ 私、何だか本当に生まれ変わったような気分よ。今なら何だって出来そうだわ。」

図らずも自分の人生に後悔ばかりが募っていたことを自覚したセリア。それと同時に心の中のもやもやした感情が消え去っていた。何が何でもここを抜け出し、自分自身で罪を償いながら生きていくことに希望を見出した瞬間だった。

セリア「じゃぁ、これで・・・ これでもう私は魔法が使えるのねっ!」

人外の者「そういうことだ。だが・・・」

セリアは目を輝かせて勢いよく立ち上がった。

セリア「よっし・・・ あのクソ野郎を・・・ 自警団長をぶちのめしてやるわっ!」

人外の者「話を最後まで聞くのだ。確かに魔法は使えるようになったが、今のオマエは魔力が枯渇していて何もできぬぞ。言っただろう? 魔力はオマエが我に精気を捧げたときに補充されるのだ。」

セリア「え・・・ そっ、そういうのは一度に終わらせてよっ! さっきみたいなのはもう二度とごめんよっ!」

人外の者「心配するな。精気を吸うのに痛みが伴うことはない。オマエはただ我に身を任せておればいいのだ。」

人外の者「ではいくぞ・・・」

先端が口のように開いた触手が乳房に迫り寄る。セリアはこれから何をされるのかを察した。

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セリア「うぅ・・・ やっぱり厭らしいことするんじゃないっ!」



今回はいつもにも増して殴り書きのへっぽこラノベになってしまいました。エロだけやってればいいのに、我ながら語彙の乏しさが痛々しいです。色々説明させるためとはいえ、こういうテキスト多め回はなるべく避けたいです。(><;) 

2回に分けようかとも考えましたが、ストーリーパートをダラダラ続けても閲覧者様的にはつまんないかなーと思って一気に進めてみました。おかげで画像がいつもよりグッと多めになって・・・それは大いに結構なことですよね。毎回これぐらい画像を用意出来れば良いのですが・・・それでは私の寿命が縮みます。(゚ω゚;A)

で、皆さんは忘れられておられるでしょうが、この物語の舞台はファンタジー世界なのですよ。ファンタジーには剣と魔法と触手が付き物じゃないですかっ!ヽ(´□`)ノウヘヘヘ

ということで、そんな世界観を活かしたつもりなのですが、こういう展開を望まれていなかった方がいたらごめんなさい。ブログの初期にもどこかに書きましたが、本来私は巨大ヒロインをやりたかったのですよね。でも、結局等身大ヒロインになってしまい、しかもリナ・セリア共に普通の女の子なもんで“ヒロピン”と名乗るのに少し抵抗がありました。

ですが、これでセリアは魔法というスーパーパワーを操る能力者(かなり誇張してます)として生まれ変わりました。“ヒロピン”としての土台が完成したのです!

しかも、アダルツ向きのブログらしく「スーパーパワーを使うためにはエロいことされなくてはならない」というお約束すぎる条件まで兼ね備えてしまいました。なんというベタ設定!ベタすぎるぞっ!(゚∀゚)ヒャッハー

あと、今回はいろいろ設定実験も試みてまして、質感やライティングのバラつきが画像によって大きいと思います。まぁ、いつものことですけどね。ちゃんと設定を統一してやり直す気力はありませんでした。(><;) 

さて、いろいろ不満が残った回になりましたが、次回は当然! 触手回となりますっ!

みんな触手好きだろー? 好きだよなー? ・・・好きですか?(・_・;)

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コメント
この記事へのコメント
セリアいい~(・∀・)
ごめんなさい、私セリアの大ファンになっちゃいました。(>_<)
牢屋に拘束された状態で、赤い明らかに人間では無い眼を見つけたら、普通はかなり取り乱すハズ。
でもセリアの凄いところは「うっさいわね。この覗き野郎!」まさにどんなピンチでも虚勢を張り続ける「あしたのジョー」なみの魅力がありますね。
今回は話がドンドン進んじゃってますが、中でも下から3枚目の画「うががっ・・・ やっ、やめっ・・・ しっ・・・ 死ぬ・・・」のアヘ顔がどうも頭に残ってしまいました・・・。

セリアは魔法使いになるのですか?何でもスーパーパワーを使うにはエロいことをされねばならないとの事。これは期待できますね~。
でもエロいことをされちゃうとせっかくのスーパーパワーを使う気も無くならないか心配です(笑)。

個人的には幻魔大戦のようなオ~ラをまとい、エロから離れた瞬間「今からてめえ達をぶっ殺す!」みたいにカッコよく逆転勝利してくれたらいいな~。
セリアさんいいな~。敵に毒づいてから ⇒ やられる(犯られるとも書く) ⇒ スーパーパワーで大逆転みたいな展開を想像しちゃいました。(>_<)

2013/07/24(水) | URL | なかカジ [ 編集] #-


コメントありがとうございます!ヽ(*゚ー゚*)ノ
>なかカジ様
感想ありがとうございます!(´ー`* )

そう言われると確かに最初の赤い目に取り乱してもおかしくないですよね。セリアはちょっと鈍感なところがありまして、赤く光る目なんてあり得ないと思ったのですよ。それよりもパイ丸出しの方が一大事だったのでしょう。そういうことは凄く気にする恥じらいの塊みたいなヤツなんです。(*゚ー゚*)

スーパーパワー(あくまで魔法です(笑))に関しては、敵にエロいことをされると発動するのではなく、事前に人外の者と不本意なラブラブをして魔力を回復させておかなければならないシステムになっております。だからセリアはとにかくスーパーパワーを出し惜しみする本末転倒なヒロインになりそうです。きっと、その出し惜しみ根性がピンチを招き、最後はブチ切れて大暴れするパターンになるのでしょうねぇ・・・。果たしてそんな絵を作る機会があるかどうかは謎ですけどぉ。(゚A゚;)

幻魔大戦懐かしいですね~。あんなオーラエフェクトが簡単にできたら良いのになぁ。一応、私としてはエフェクトに手間のかからない手法で行こうと思ってます。だからイメージ的には幻魔大戦と言うよりもバイオニックジェミーでしょうか。お互い出てくる例えが昭和すぎですねっ!(゚ω゚;A)

でも、まずはこのストーリーを上手く締めなければなりません。尻すぼみにならないように頑張って盛り上げます!(><;)
2013/07/24(水) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


好きだぞ~ おー
触手は☆ しかし針が出てくるとは思わんかった 

勿論粘液ぬるぬるで、おっぱい絞り上げたりぐいぐい口んなかに入ってきたりするんだろうな~ワクワク♪

当然見るからにヤバい形状の一本はズボンを引き裂いてあそこを狙い…クスクス☆

いろいろ期待しちゃいますよん
2013/07/24(水) | URL | kuro [ 編集] #-


コメントありがとうございます!~(*゚ー゚*)~
>kuro様
感想ありがとうございます!(*´▽`*)

触手オッケーですか!それは素晴らしいニョロ!~(*゚ー゚*)~

しかもしっかり触手形状をチェックされているとは・・・ありがとうございます。触手を暗い色にしたからよくわからないだろうなぁと思ってました。お察しの通り一本は下半身用でございます。~(゚∀゚)~

おっぱい絞り上げ・・・ぐいぐいと口の中を・・・なんと素晴らしい!(*´▽`*)ヒヒヒ すでにストーリーが長引いてますので、今回は触手責めを長々とやるつもりはないのですが、いずれ触手メインのストーリーをやりたいと思ってます。だからそういうアイデアは大歓迎です。\(*^^*)/

しかしまぁ、触手はアタッチメントを替えれば色んなことができて便利なのですが、制御が結構面倒くさいという痛し痒しの秘技でございますね・・・。(゚ω゚;A)
2013/07/25(木) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
Amazing~ I love your ideas, and updates! (・ω・`メ)(-ω-`メ)ウン♪
2013/07/31(水) | URL | Akira錐生 [ 編集] #-


Thank you for the message! : )
Re:Akira錐生 様
Thank you! I love your comments!
I am honored to be pleased also with the person in a different country.
Please come to see again.
2013/07/31(水) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


セリアさんカワイイ~

触手?
みんな大好きですよ!
私も好きです!!

見る分には・・・・
2013/08/05(月) | URL | ヒンデンブルグ三世号 [ 編集] #239ZmNdU


コメントありがとうございます!ヽ(*゚ー゚*)ノ
>ヒンデンブルグ三世号様
感想ありがとうございます!(*´▽`*)

触手いいですよね。男のロマンです。
見る分には・・・見る分以外のことを考えたらなかなか戦慄だった・・・。(゚A゚;)
2013/08/05(月) | URL | マキシモ [ 編集] #SGu2SoTg


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